ニマイニタイの扱うマトカシルクは、ビハール州バガルプールの地で職人たちの手によって紡ぎ、織られています。バガルプールは、"シルクシティ"とも呼ばれ、古くよりシルク産業の栄えた街です。
マトカシルクは、インドの野蚕のシルク糸に撚りをかける際に"Matka(マトカ)"という素焼きの水瓶用いて、製糸されます。非常にやわらかく肌になじむ心地よさとシルクならではのしなやかな美しさが特徴。また、自然の中で育った野蚕のシルクは、家蚕に比べるとシャリ感や光沢が強く、高い紫外線カット効果や、抗菌性、防臭性なども持っています。
[洗濯]
- ドライクリーニングをおすすめします。手洗いの場合は、25℃以下の水で、やさしく押し洗いしてください。
- 高温で洗うと、縮んだり、シルク繊維の表面を覆うたんぱく質のセシリンが溶けて生地に張りがなくなることがあります。
- 摩擦に弱いため、もみ洗いは避けてください。
- 洗濯機をご使用の場合は、必ず大きめのバスタオル等に衣類を包み込む様にたたみ、弱水流でお洗濯ください。
- 洗剤は、蛍光漂白剤や柔軟剤の含まれていない中性洗剤を使用してください。
[絞り方]
- 大きめのバスタオル等に衣類を包み込む様にたたみ、脱水時間は短めにしてください。
- 手洗いの際の手絞りは、強く絞りすぎるとアイロンしてもシワが取れない場合がありますので、洗濯機での短めの脱水をおすすめいたします。
[干し方]
- 直射日光を避け、風通しの良い場所に干してください。
- タンニンを多く含んだ茶系の野蚕シルクであれば紫外線に強いので直射日光でも大丈夫ですが、他のシルクは黄変が起きたり失色促進されます。
- 放湿性がありすばやく乾くため、形を整えて干してください。